生成AI活況の中、ネット上では画像、動画など生成AIで作られた多くのコンテンツが公開されています。
インターネットの黎明期前に登場した画像制作ツール「Adobe Photoshop」は、レタッチなどが可能な画像編集ソフトウェアとしてプロクリエイターに必須のツールとなりました。
あれから30年以上経過した現在、画像、動画、音楽の生成AIの登場で、Photoshopのようなソフトウェアの使い方を知らない素人でもかんたんに創作物をつくることができようになりました。
ここまでAIが進化してくると、議論になるのが著作権問題です。
そこで筆者が利用を始めたサービスが商用利用可能な「Adobe Firefly」です。
Adobe Firefly に関する FAQには、下記の記載があります。
Firefly で生成された出力を商用目的で使用できますか?
Beta ラベルのない機能の場合は、Firefly で生成された出力を商用プロジェクトで使用できます。ベータ版の機能である場合は、製品内で特に明記されていない限り、Firefly で生成された出力を商用プロジェクトで使用できます。(『Adobe Firefly に関する FAQ』から引用)
画像生成にチャレンジ
Fireflyアプリで実際に試してみました。
まずは画像生成を試したところ、下図の通りに生成されました。「Sample」という文字は筆者が生成後、重ねたものです。
下記はAdobe Fireflyの設定項目です。上図の左ペインに表示されている内容です。
【選択した生成方法】
「テキストから画像生成」
【一般設定】
モデル:Firefly Image 4
縦横比:横(4:3)
【コンテンツの種類】
アート
【構成】
以前生成した画像をFireflyにアップロードし、画像生成のベースとなるイメージを設定しています。
Adobe Fireflyが生成した画像のクオリティについて
ご覧いただいたクオリティであれば、商用でも使えそうなレベルになるかもしれません。
プロンプトに適切な指示をすれば、思い通りの画像が生成されるのではないでしょうか。「イラスト風」をプロンプトに記載しないと上図の通り最初に「写真」のような画像が生成されましたので、適切な指示語を(筆者が)学習しているところです。
使い方に慣れが必要です。使い手のレベルアップが必要ですね。