[オートチューンって何?]『サウンドを語る with マーク・ロンソン』:エピソード1のご紹介

Apple TV+ オリジナル 『サウンドを語る with マーク・ロンソン』エピソード1:AUTO-TUNE

本作『サウンドを語る with マーク・ロンソン』は音楽制作をしている方にお勧めします。とても興味深い作品で、Appleオリジナルのマニアックさを感じます。

【本作の情報】
グラミー賞など数々の受賞歴を誇るプロデューサー/アーティストのマーク・ロンソンが、ポール・マッカートニー、デイブ・グロール、クエストラブら自身のヒーローやヒットメーカーと共に、テクノロジーの進化と音楽革新の関係性を探る、アメリカのドキュメンタリー作品。視聴はこちらから(有料です)

【その他情報】
本作のサウンドトラックもあるようです。詳細はこちら

エピソード1:オートチューン

マーク・ロンソン、T・ペイン、チャーリーXCXが間違った使われ方によりゲームチェンジャーにまでなった「ロボットの哀愁」こと、オートチューンを分析する。

マーク・ロンソンのインタビューにて登場するミュージシャン

T・ペイン、チャーリーXCX、ポールマッカートニー、ショーン・オノ・レノン他。

筆者感想

このドキュメンタリーを見るまでオートチューンのことを全く知りませんでした。このオートチューンサウンド、まさに椎名林檎氏の曲で聴いたことのあるボーカルに処理したサウンドでした。「あー、これね!」という感想です。

このソフトウェア(プラグイン)はもともと歌の音程のズレを補正するために開発されたそうですが、のちに間違った使い方により、ボーカルイフェクトとしての使い方になったというお話で、開発者も登場します。お恥ずかしい話ですが、オートチューンのサウンドを長年?ボコーダーと勘違いしていたんです。ハービーハンコックが「フィーツ」で使用していたボコーダーと思っていたのです。

ドキュメンタリーでは、登場するミュージシャンとの対話の中でオートチューンのサウンドとその魅力を感じることができます。冒頭のシーンでヒューマンボイスの魅力をあらためて再認識しました。レディ・ガガが『映画『アリー/ スター誕生』の中で歌うシーンがまず映りだされ、そのすぐ後の映像にてスタジオでボーカル録りした彼女の生音が聴けますが、優れた歌手が歌うと補正をする必要がなく完璧と思えるわけです。リスナーの感情をゆさぶる声の表現力(トーンとゆらぎ)は何物にも代えがたいと言ったら良いのでしょうか。どんな楽器よりも勝るのがヒューマンボイスなのかと。

それとは対比する形で登場するオートチューンを駆使したミュージシャンのサウンドもこれまた素晴らしいと素直に思えます。特にチャーリーXCXのライブでの声はエフェクトとはっきりわかるんですが、耳に残ります。

歌に自信がない人でも補正もイフェクトをかけると心地よいハーモニーにもなるオートチューンというソフトウェアはボーカルという声の楽器を別の次元にもっていってくれる飛び道具だと思えます。

さて、ボコーダー、トーキングモジュレーター、オートチューンとボーカルサウンドにイフェクトをかけるという技術の中ではアナログなトーキングモジュレーターが好きです。トーキングモジュレーターは’70年代~’80年代、ジェフ・ベック、ボン・ジョビのリッチー・サンボラら、ロックギタリストに使われていましたが、最近では使われたその音を聞かなくなりました。ギターサウンドとボーカルサウンドを掛け合わせるのも楽しいかと思います。オーバードライブしたサウンドも好きです。

それはさておき、本題に戻りますと、この作品は「オートチューン」をこれから使おうとしている人には創作意欲への刺激になり、サウンド作りの参考になるかもしれません。

Apple TV+ オリジナル 『サウンドを語る with マーク・ロンソン』エピソード1:オートチューン

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